シンスプリントとは?

スポーツ経験のある方は1度くらいは聞いたことあるのではないでしょうか!別名で過労性脛骨骨膜炎などと呼ばれることもあります。シンスプリントについて解説していきます。

症状

主な症状は徐々に発生する下腿内側(すね骨の内側)の痛みです。

運動した時の痛みや押したときの痛みなどがあります。また、腫れを伴うこともあります。

重症度は4段階に分けられることが多いです。

レベル1 痛みはあるがウォーミングアップをすると痛みがなくなる
レベル2 ウォーミングアップで痛みがなくなるが、スポーツ活動の終盤で痛みが出てくる
レベル3 日常生活に支障はないがスポーツ活動中に常に痛みがある
レベル4 痛みが常にあり日常生活にも支障がある

痛みのメカニズム

シンスプリントとはどういう状態なのでしょうか?シンスプリントは別名「過労性脛骨骨膜炎」などと呼ばれています。つまり痛みの原因はすねの骨の骨膜が炎症を起こしているからです。

【骨膜炎を起こすまでの流れ】

すねの骨につく筋肉が疲労し柔軟性低下 ➡ 柔軟性が低下した筋肉がすね骨の表面を覆う骨膜を牽引して骨膜炎を発症 ➡ すね骨内側の痛みを発生

 

原因・なぜシンスプリント(骨膜炎)が起きてしまうのか

上記の【骨膜炎を起こすまでの流れ】を見ていただくと「すねの骨につく筋肉が疲労し柔軟性が低下」することが骨膜炎が発症する原因のスタートになっていることがわかると思います。

シンスプリントはオーバーユース症候群(使い過ぎ症候群)のひとつです。オーバーユース症候群とは身体の一部に長期間負荷がかかり続けることによって生じる、筋や腱、靭帯、骨、軟骨などの障害の総称です。つまり身体の使い過ぎが原因と言えます。

シンスプリントは繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害です。過度にランニングやジャンプを行うことですね骨につく筋肉が疲労困憊し柔軟性が低下していきます。そうすると上記で説明したように骨膜炎へと繋がってしまします。

走りすぎや練習のし過ぎと言われても困ります!という方へ

「レベルの高い目標を持つ選手の方」や「楽しくてたくさん走りたい一般ランナーの方」をはじめとするスポーツを頑張る皆様からすると練習量を制限しないといけないのは非常に問題だと思います。そんなときは是非ACTへお越しください。

ACTでは多くの練習やトレーニングでも痛みが再発しない身体を作っていけます!

使い過ぎが原因なのにそんなことできるの?と思う方もいると思いますが大丈夫です、出来ます。何をどうするのか説明していきます。まず、自分と同じ運動量またはそれ以上にも関わらず痛みのない人が身近なところにいる方は多いのではないでしょうか?そうです、使い過ぎ・オーバーユースの状態というのは痛みのある(発生した)人の身体に対してになります。なので、同じ運動量で痛みの出ない人が普通にいます。つまり、望んでいる運動量に見合った身体を作っていく事で痛みが出づらくなります。身体を作るといわれるとトレーニングで追い込むようなことをイメージするかもしれませんがケガをしない身体づくりはそうではありません。のちのち必要とはなりますが根本的に身体の作りを変えていく事が必要なのでまず身体の状態を評価して問題点を見つけます。

問題点とは?

問題点は人それぞれですので代表例を一つ紹介します。

①偏平足

偏平足とは簡単に表すと足の土踏まずが下がっている状態です。たったそれだけと思うかもしれませんが土踏まずはかなり重要な役割があります。土踏まずと呼ばれる足の裏が半円のように持ち上がっている構造をアーチ機能と言います。このアーチ機能は地面からの衝撃を緩和する吸収材のような働きをしています。いわゆる土踏まずがない・下がっている状態をアーチが低下しているといい衝撃緩和の機能も低下しています。すると筋肉が受ける衝撃が通常よりも増えるので疲労しやすく骨膜炎を発症しやすくなってしまいます。

偏平足には疲労によるものと生まれつきによるものがあります。疲労によるものであれば施術・リハビリで確実に改善していけますし、さらにアーチの低下が起きづらいようにトレーニングすることで以前よりも多くの運動量で問題のない身体にすることができます。生まれつきによるものですと見た目で一般的なほどアーチを上げることはできませんが施術・リハビリで衝撃緩和の機能を上げていく事はできます、そしてこの場合生まれつき衝撃吸収の機能が低いこともあるので施術・リハビリで機能を上げていく事は必須と言っても過言ではありません。

上記の偏平足はほんの一例にすぎません。自分では気づかない、問題に思っていないことが悪さをしているパターンは多くあります。シンスプリントのみならず痛みで思いっきりスポーツに取り組めないなどお悩みの方はぜひ一度ACTへお越しください。ただ施術等をするのではなく原因説明や今後についてしっかりとご説明致します。

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