リトルリーガーズショルダーとは?
正しい病名は「上腕骨近位骨端線離開」といいます。
15歳くらいまでの骨が成長過程の段階で発症するもので成長期特有の野球肩です。
症状
投球動作の時に肩の前側に痛みが出る、腕を捻ると痛い、痛みで強くボールを投げれない、日常生活動作でも痛みが出る、肩の周りを押すと痛いなどがあります。
リトルリーガーズショルダー(上腕骨近位骨端線離開)とはどんな状態なのか?
成長期の骨は端が成長軟骨という部分になっています。成長軟骨は文字通り骨が成長していく部分なのでまだ未完成であり通常の骨よりも柔らかく損傷が起きやすい部分となります。そのため、投球動作の繰り返しにより上腕骨の上側の成長軟骨へ過度のストレスがかかり疲労骨折や離開してしまうことをリトルリーガーズショルダーと言います。
発症してしまったらどうしたらいいの?
まずリトルリーガーズショルダーを疑う場合は整形外科等でレントゲン検査やMRI検査をして骨の状態をチェックする必要があります。そして、骨折や離開が確認された場合は安静にすることが基本となります。投球動作は必ず禁止し三角巾や重症の場合はギプスで固定をします。約3週間の固定による安静期間が終了したら運動療法などリハビリを開始します。
投球開始は安静期間の開始から数えて3か月~6か月後の場合が最も多いです。
完全復帰までは早くて6か月、長い場合は1年以上要することもあります。
ACTでは何をするの?
すべての野球肩やスポーツ障害に言えることですが1番大切なことは発症してしまった原因を改善することです。
成長期でたくさん投げ込みをしても肩に痛みの出ない選手は多くいます。成長軟骨があることはもちろん肩を痛めるリスクとなるのですがそれ以上に投げ方や姿勢などがリトルリーガーズショルダーをはじめ野球肩の原因となることがほとんどです。
なので、ACTでは投球開始・完全復帰へ向けて肩へ負担のかかりずらい投げ方を習得しやすい体作りや不良姿勢を改善することで復帰後の再発を予防します。そして、選手それぞれの体の特徴や問題点に合わせたリハビリを行うことで効率良く完全復帰へ導きます。リハビリ期間は選手がケガをしてしまった時よりもレベルの高い選手になるチャンスの期間です。ACTでは完全復帰した時に以前よりも高いパフォーマンスを発揮出来るようになることを目標に治療やリハビリを行っていきます。
きっとリハビリ終了後、完全復帰後にACTで治療・リハビリしてよかったと思ってもらえると思います。
スポーツ障害でお困りの選手の方や関係者の方、ぜひ一度ACTへご相談ください。お待ちしております!
リトルリーガーズショルダーとは別の野球肩もcheck!
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