医療は病院から在宅へ。
医療技術が発展し、病院で高度な治療が受けられるにも関わらず、在宅医療が充実してきたことで在宅での医療を選択する方が増えてきています。現在は超高齢化社会となり、将来的に病院のベッドが埋まってしまい緊急性が高く治療や手術が必要な患者様が入院できなくなる可能性があります。特に、高齢になると免疫力が低下し病気をしやすくなります。ベッドがいっぱいで入院して治療ができないと悪化することも十分あり得ます。
そんな事態を防ぐために、在宅医療が発達してきています。
そこで在宅医療サービスである、訪問マッサージと訪問リハビリ。似ているようで全く違う医療サービスを今回はご説明していきます。
取り扱う保険が違う
1 訪問リハビリ
まず訪問リハビリですが、こちらは要介護認定を受けている方で「介護保険」を使用して行う医療サービスです。
こちらを利用する際は、掛かりつけの医師へ訪問リハビリを行いたい旨を伝え、理学療法士が医師の指示のもと行います。行う際には実施計画書を作成し、効果や進捗状況を確認しながら進めていきます。
2 訪問マッサージ
こちらが使用するのは「健康保険」です。訪問マッサージを利用する場合も掛かりつけの医師に同意書を書いていただき、医師の同意のもとあん摩マッサージ指圧師が施術にあたります。
こちらの対象の方は「訪問リハビリマッサージの対象の方」こちらに詳しくご説明しているので割愛します。
併用も可能
訪問リハビリは介護認定を受けている方が対象になりますが、何回でも利用できるものではありません。介護保険には枠があり、その枠の中で様々なサービスを受けています。なのでその枠がいっぱいになってしまうと利用ができなくなってしまうので、他のサービスとのバランスが重要になってきます。
そこで併用が可能な訪問マッサージの出番です。訪問マッサージは健康保険を使用するため、介護保険の枠を使わずにサービスを受けることができます。
まとめ
似ているようで全く違う「訪問リハビリ」と「訪問マッサージ」。そもそも使っている保険が違うということです。
介護保険の枠がなく、サービスを受けたくても受けられない利用者様は多数いらっしゃります。利用できないからといって放っておいては身体が悪くなる一方です。そう言ったときに訪問マッサージを知っているかどうかで生活の質が変わって来てしまいます。
そう言ったことでお困りの方に少しでも力になれればと思います。お近くにお困りの方いらっしゃれば一度当院へご相談ください。わからないことがあれば、わかりやすくご説明いたします。
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