症状概要

正式名称は「急性疼痛性頸部拘縮」といいます。

疼痛とはズキズキと疼くように痛いことを、拘縮は関節周囲の組織(主に筋肉)に変化があり可動域が制限された状態のことです。

以下のような特徴があります。

1.起床時から首が痛い

2.一定の姿勢で激痛

3.首の動き(可動域)に制限がある

4.触ると首の筋肉が硬い

5.後頭部に広がる痛みがある

6.時間差で徐々に痛くなるパターンもある

これらの症状に当てはまるものが寝違えに該当しますが、これら以外に手先の痺れや、嘔吐などの別の症状を訴える場合は、筋肉以外が障害されている可能性もありますので注意が必要です。

 

原因

睡眠中の姿勢が悪いことによって起こると言われています。

枕の高さがあっていない、寝具が柔らかすぎて腰が陥没し首に負担をかけるなど。

寝ている時の環境が悪いことによって、首の筋肉にストレスがかかり血行障害を起こしてしまい不快感が起こることが多いです。

 

 

 

 

 

 

□枕なし、顎が上に向いた状態で首の筋肉が常に潰されている状態の寝方

□枕あり、高すぎる枕によって首の筋肉にが常に引っ張られている状態

 

一般的治療法

腫れを伴う場合は冷却し安静に保ちます。その後、腫れが軽減してきたら温熱療法やマッサージで可動域を広げる訓練を始めていきます。

ACTだから出来る治療法

一般的な治療法に加え、姿勢全体をチェックし負担の原因を突き止めていきます。

一例ですが、股関節周りの筋肉が原因で首に負担をかけることもあります。

患部の安静、マッサージだけではなく、場合によっては鍼灸治療やテーピング、ストレッチを組み合わせて早期回復を目指していきます、

また、生活のアドバイスも行っていきます。

特に、枕の高さは、その人の骨格や姿勢・頭の形によって微妙に変わってきます。

ACTでは、その人の状態をしっかりチェックしていきます。

治療後も再発のリスクを減らす環境設定の相談、姿勢改善に必要なポイントにコミットしていきます。

 

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