熱中症といえばほとんどの人が危険であると認識しているひどいと死に至ってしまう症状です。
最近では水分をしっかり補給したり塩分を摂るようにしたりと対策をしている人も多いと思います。
そこで今回は熱中症になったときの症状と対応の仕方を重症度別に解説していきます。
軽度
症状
めまい、立ちくらみ、大量の発汗、筋肉痛、こむら返り、生あくび(眠くないのにでるあくび)
手足のしびれ、気分が悪い、ぼーっとするなど
対応
1.冷所で安静にし衣服をゆるめる
2.冷えた経口補水液やスポーツドリンクなどを飲む
※真水はNG、水分だけでなく塩分など電解質の含まれているものを飲む、汗で失われた塩分などを補給せず水だけを摂取すると低ナトリウム血症などの異常が発生する可能性が大いにあるので危険
3.ほとんどの場合現場での対処のみで対応可能であるが誰かが見守り症状の回復が見られなければ病院へ行く
中程度
症状
頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、脱力感、集中力・判断力の低下など
対応
1.軽度での対応と同じ
2.身体を冷やす(特に太い血管のある首や脇の下、脚の付け根など)
3.水分補給ができない場合や状態が回復しない場合はすぐに病院へ搬送する
重度
症状
意識障害(言動や返答がおかしいなど)、けいれん、運動障害(いつも通り歩けないなど)、身体が熱いなど
対応
1.すぐに救急車を要請する
2.救急車が到着するまでの間は中程度と同様に冷所で安静にし身体を冷やす、可能であれば水分・塩分を補給し必ず誰かがついて見守る
まとめ
皆さんご存知の通り熱中症は誰にでも起きる身近な命に関わる症状ですが、軽度の時に対応することができれば大事に至ることはありません。
子供の場合は周囲の大人がよく観察・声かけをし、、もし異常があればできるだけ早い段階で対応してあげることが大切です。
大人の人も自分の身体の状態を気づかい少しでも熱中症の症状を感じた場合は無理をせず早めに休みましょう。
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