アキレス腱炎とは?
腸脛靭帯炎などと同様にランナーの方などたくさん走る人が発症しやすい障害です。アキレス腱や踵あたりに痛みのある方必見です!
症状
アキレス腱炎ではアキレス腱そのものやアキレス腱の付着部(踵の後ろ側)に痛みが出ることが多いです。
初期では運動し始めや運動後、朝起きた時などに痛みが出ることが多いです。ウォーミングアップ後など身体が温まると痛みは感じなくなり、疲労の溜まった運動後に再び痛みが出ます。初期症状がある状態で何の対処もなく運動を続けると悪化して痛みが強くなったり慢性化してしまいます。重症例では歩くだけでも強い痛みが出てしまうこともあります。
痛みのメカニズム・原因
アキレス腱は膝から始まるふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)がかかとに着く際腱へと移行したものです。筋肉は骨から骨へとついており骨に着く部分は腱という硬い伸び縮みをほとんどしない組織へ移行します。アキレス腱は身体の中にある腱の中でもかなり触りやすく存在を認識している人の多い腱だと思います。アキレス腱炎ではアキレス腱そのもの(画像の▯)に痛みが出るパターンとアキレス腱がかかとの骨にくっつくところが痛い(画像の〇)パターンがあります。おおまかに考えると痛みの原因は両方とも同じです。
原因の例1【ふくらはぎの筋肉の短縮・過剰な疲労・柔軟性不足】
先ほど説明したようにアキレス腱はふくらはぎの筋肉である腓腹筋とヒラメ筋が腱に移行したものです。なので腓腹筋・ヒラメ筋過剰な疲労などで固まってしまうとアキレス腱は膝の方へ引っ張られることになります。アキレス腱は伸び縮みをほとんどしないので微細な損傷を引き起こして痛みを発症します。
原因の例2【足首の骨の並びに問題がある】
骨の並びをアライメント(骨配列)と言います。捻挫を繰り返ししていたりするとアライメント不良という骨の並びに問題が発生した状態になることが少なくありません。足首に痛みはなく見た目上問題がないことも多く気づかない人が多いです。しかし、このアライメント不良がアキレス腱への大きな負担となってしまいます。足首を構成する骨の並びに異常があるということは足首の後を通るアキレス腱は通常とは違う走行となります。小さなストレスではありますが常にストレスのかかった状態なので次第に損傷を引き起こし痛みが発生します。
ACTでの施術
ACTではどんな症状でも根本の原因を改善していきます。アキレス腱炎は上記2つの例の他にもたくさん原因があるので患者さんの身体の状態を的確に評価し原因を特定して施術を行います。慢性化してしまい痛みを気にせずに走れなくなってしまった方や痛みの改善を諦めている方など痛みに悩まされている方はぜひ一度ACTへお越しください。痛みのない生活や痛みを気にせず思いっきり走れる身体へ戻していきましょう!
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