野球肩の病態のひとつである肩インピンジメント症候群について解説していきます。

肩インピンジメント症候群とは?

症状

わかりやすい症状として肩(腕)を外(横)からを上げていくとある角度で「痛みや引っ掛かりを感じる」や「それ以上上げられなくなる」というのがあります。

ある角度というのは60度から120度を指しています。その角度で特に強い痛みを感じることが多く、120度以上上げられる場合は120度以上では痛みが消失したり減少します。

なぜ痛みがでるのか!

一言で表すと肩を上げる時に上腕骨の骨頭という部分と肩甲骨の肩峰という部分の間にある筋肉や滑液包などが挟み込まれてしまうことで痛みが出ます。

投球動作と肩インピンジメント

投球動作は肩を非常に大きく動かす動作なので何度も繰り返すことで少なからず炎症や損傷を引き起こします。

通常であれば休養により回復し痛みにまでは発展しない程度の炎症、損傷です。しかし、回復が追い付かないほど投げ込んでしまっている・身体の使い方が間違っていて肩に負担のかかりやすいフォームで投げている・肩関節を構成する筋肉が疲労で硬くなりすぎている・姿勢不良により肩への負担が大きくなっているなどの要因があると痛みが発生してしまいます。

過剰な練習量・投げ込みのみが原因であった場合であれば投球を制限することで痛みはなくなると考えられますがほとんどの場合が身体の使い方や姿勢などが問題となっていることが多いです。その場合ですとただ休養をとったり投球制限をしたりしてもすぐに再発してしまいます。

投球動作での肩の痛みを根本的に改善するためには正しい身体の使い方を習得することや不良姿勢を改善することが必須と言っても過言ではありません。

ACTでの施術

・正しい身体の使い方を習得することが重要と言いましたが

肩に痛みが出てしまっている場合(特に何度も繰り返している)

身体自体が正しい使い方を出来ない状態またはわからないことがほとんどです。

・監督やコーチから正しいフォームを指導されて本人は意識していてもそもそもその

「正しい身体の使い方(フォーム)ができないといった状態」もしくは、

「正しい動作がやりづらい状態(例:不良姿勢や柔軟性不足)により無意識で肩への負担は大きいが動きやすい間違った動きをしている状態」になっています。

・ACTでは身体を正しい使い方・動かし方をできる本来の状態へ戻し正しい身体の使い方を習得するところまでサポートします。それにより、現在の痛みをなくすだけでなく再発もしっかり予防していきます。

肩インピンジメント症候群とは別の野球肩もcheck!

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